心臓弁膜症手術を受けました 手術2日後の経過と体調管理
手術から2日目の朝、入院9日目の朝になります。
わたしはICUにいました。
ベットの頭の方向は西側になるんだろうと思いますが、この方向に窓がありました
窓の反対側になるベットの向こう側には、カウンターを挟んで先生方のデスクが見えます。
ベットから、左脚の方向にモニターがあります。
朝から昼、夜、そして夜中も、ずっと看護師さんがモニター近くにいました。
時間で看護師さんがバイタルを測定するために、ベットを平らに動かしたりしますが、
わたしはそれが何時なのかは分りません。
痛くて眠れないということは無かったです。
もはや、目を閉じるといつでも眠れる状態でした。
2日目の痛み
「なんでこんなに!? 背中が痛いんだ~ (;・∀・)」
体の痛みは、キズが痛いというよりは、背中や肩の痛みの方が強く痛みます(≧▽≦)
ベットに横になっている時はキズの痛みはほぼ感じないくらいでした。
反面、背中はバッキバッキな状態です。
寝返りをしたいけどできないんです。
ベットの中で足は動かせるので、体を軽くねじって加重の位置をずらします。
ICUのベットはエアーベットです!
この柔らかなベッドに体がハマると、更に動くことができないんですよ(;'∀')
先生に背中が痛いことを伝えたときは、
手術の時に胸を正中切開して広げたので、背中の筋肉が捻挫のような現象になっているようです。
胸を広げるので、普段は動かない位置、普段は動かない方向へまで、筋肉が動いたことによって筋肉痛・捻挫のようになって痛みがでていると回答でした。
分かり易く、「上半身が全部が捻挫している( ̄д ̄)」
動くと痛い! しかし、ずっとベットに当たっている背中の部分が痛くなる!
寝返りしたいができない(/o\)
『痛み止めの薬をください!』
リハビリ
『手術をした後は痛みはあるからね』
『痛み止めを飲んで、リハビリを頑張ってください』
午前中と午後に、立ち上がり歩くというリハビリが進められます。
痛いから今日はリハビリを辞めます。こんなやっていると、一般病棟へ戻れる日が延期になるようです。
相変わらず血圧は低すぎる数値でした。
薬で調整されていることは分かりましたが、見たことが無い数字でしたので。
ベットの上にゆっくりと座ります。
起き上がるときに、キズの痛みが大きいです。大きい? 痛いですよ(>_<)
座ってからは、キズの痛みは感じません。
車椅子の手押しハンドルを握って、立ち上がります。
リハビリの療法士が二人で、車椅子を支え、体の横に付いて、ヘルプをしてくれます。
心電図の機械は身体に付いているので、測定しながらのリハビリです。
立ち上がることは出来ました。
どんな感じだったかと言いますと、「身体に力が入らない」と言えば良いのでしょうか。
二日前までは、普通に動けていました。
今は、からだ全体に力が入らなく、まっすぐ立っている状態でいらない。膝に力が入らない。こんな状態です。
「ピィコン、ピィコン」 心電図の機械が鳴ります!
リハビリ療法士さんが、真剣にモニターを見続けていました。
脈の乱れで、機械が鳴いているんです。
「一発です」「二発です」
不整脈で脈が飛びまくっていました。
音が鳴るたびに心配になりますが、手術後の症状なので、ICUにいる訳です。
バクバクするとか、胸が痛くなるとか無かったです。
100m程、ゆっくりと歩くことができました。
リハビリ療法士さんが、背中や肩をマッサージしてくれました(*´ω`*)
バキバキになっている背中をほぐしてくれていました。
背中の痛みを緩和するシップを張ってもらって、痛みを緩和させます。
食事
3食。ごはんがおかゆで、おかずは結構しっかり固形のものがでていましたよ。
手術後に血栓ができないようにワーファリンを飲んでいたので、納豆などのビタミンKを含む食べ物はでませんでしたけれど。
甘いハイカロリーゼリーも、がんばって食べるようにしていました。
3日目のICU
ICUに入って3日目になると、時間帯が分かるようになります。
ICUは24時間照明が付いて動いているので、ベットに寝たきりでは昼夜が分かりにくいんです。
ベットのテーブルに、看護師さんが時計とテレビリモコンを置いてくれました。
手は比較的自由に動かせたので、テレビの入り切りは一人できました。
ニュースを見て、今日は何日で、今日はこんなことがあったんだぁ。こんな程度です。