アキトの日記

心臓手術の体験をした暮らしを記憶するブログ

入院6日目:心臓弁膜症手術を受けてICU泊まり予定

心臓弁膜症手術を受けるため入院をしまして、6日目になりました。

10月11日(水) 

今日は検査はありません。

 

朝、看護師さんが来て

『手術の後は、この病室へもどってこないから、荷物をまとめておいて』

「え!そうなんですか」

 

手術の後は、ICUに数日泊まる予定です(*‘ω‘ *)

その後、もどってくる病室は、今の病室では無いということですか。

 

「ICUに持っていくものは、これだけ準備して、ひとつの袋又は、バックにまとめておいてください。あとで、確認に来ますから」

 

このひとつのバックを病棟看護師さんから、ICU看護師さんへ引き継ぐということです。

 

 

ICUへ持ち込むもの

下着、パジャマは3着、タオル3枚、マグカップ、歯ブラシ、ティッシュ、マスク、その他最低必要なもの。

スマホなどの治療に必要の無いものは、持ち込み禁止でした。

 

今の病室へは戻ってこないので、持ち込み禁止の荷物は家族に持ち帰ってもらう。

スマホタブレット、お財布はお持ち帰り。

 

病棟のナースステーションでもバックひとつ程度だったら、預かってもらえる話もありましたが、荷物が紛失とかあると面倒なので、、、。

 

 

『あと、シャワー14:00に予約してあります。明日、手術なので全身除毛です』

『除毛あとを看護師が確認しますから』

 

手術前日、何かと忙しい(´・ω・)?

 

 

22時から、禁飲食ですね。

10月12日(木)9時30分 私の記念日になるだろう(´-ω-`)

 

手術室看護師の説明 

『アキトさん、手術室看護師の小島です。明日の説明でお伺いしました』

「はい」「はい」「はい」

『明日、9時30分に手術室でお待ちしております』

 

とりあえず、手術室の入り口でフルネームで名前を言って、手首にあるネームバンドを2回スキャンさせる。ここだけは理解しました。

 

あとは、そうなんだー、、、、頭に入りませんでした。

 

 

ICUの看護師の説明

 

こんな感じで、午前中は荷物の整理。

キャリーバックは、お持ち帰りの荷物。

トートバックは、ICUへ持っていく。

 

娘から渡されたお守りはICUへも持ってく(*^-^*) 

神様~ 頼みますよ~!

 

あと、ICUへは、耳栓は持って行った方がよいですよ。

昼夜の関係ない部屋ですからね。

 

11:30分になりお昼の時間になりました('◇')ゞ

病院食のお昼にはパンの日もよくありましたよ。

入院する前は、お昼にパンと牛乳を飲むという習慣はありませんでしたからね。

久々に、給食を食べている感覚(*''ω''*)

懐かしい、、、、、このジャムとマーガリンのやつ、、、、、

たまに食うと旨いんですね😋

 

病院では、基本ひとりごはん。

入院してから、ひとりで何日も、出されたものを食べる。

隣のカーテンの向こうでも食事をしていますが、何を食べているのかわかりません。

 

⇩⇩こんなパンもでましたね

 

リハビリ担当士の説明

手術後のリハビリ担当士が3人も!!!

それぞれの担当が異なるようで、一人ずつ手術後にどういったリハビリをやるのか。

飲食を見るリハビリ担当士

身体の動きを見るリハビリ担当士

身体機能を見るリハビリ担当士

これらの、リハビリ担当士があいさつに来てくれました。

 

『アキトさん、シャワーいいですよ』

『終わったら、呼び出しボタンを押して呼んでください』

 

3日ぶりのシャワーになります。

 

手術前日なんで、除毛です!

毛を剃ることで感染症を抑制できるらしい( `ー´)ノ

 

心臓カテーテル検査の時は、カテーテルを入れる付近だけの除毛でしたが、今回は、足から下半身の全て、胸、腕、脇の全部ですよ。

 

電動の除毛器・脱毛器?は、病院で貸してくれます。

まずは、自分で除毛をするのですが、

ここで、私が失敗したことはシャワーを浴びてから除毛をはじめてたことです。

 

毛は濡れると、剃りにくいんですね。

なかなか、うまくいかないし、毛が噛んで痛い(´ρ`)

 

時間が掛かりました。体が冷えちゃって、シャワーを浴びながらですよ。

 

看護師呼び出しボタンを押す!

 

『はーい』女性看護師の声ですが、、、、。

 

『アキトさん、除毛の確認をしますね』 浴室に来てくれた男性看護師の声!

 

流石にそうですねよ。わたし素っ裸ですよ( ;∀;)

 

これも変な風景でした?!

20代後半くらいの男が48歳になるおやじの身体をジロジロ見てさ(◎_◎;)

 

うまく剃れているんですけど、もっと剃りますねって、

 

わたしは、「だいたい剃れていれば大丈夫なんでしょ」ってな感覚でしたが

感染症になったら大変だから、よく剃って置きましょうね』

足や腕の剃り残しを剃りはじめました。

 

『あした手術ですね、緊張しますか?』

『手術は先生方がよくやってくれますから』

『わたしたち看護師は、病気を治すことはできないけれど、手術後の痛みとかを緩和させることができますか』

 

『一般病棟へ戻ってきて、痛いところとかあったら、言ってくださいね』

 

どう見ても、まだ20代後半の男性看護師さんの言葉でした。

 

 

 

荷物の整理と夕食が終わった。

とうとう明日、心臓手術を受けます!

 

胸骨正中切開で手術を受けるので、キズの無い身体を記録しておきました。

 

手術前日のグループライン

死は無くても、合併症で今の状態にもどれない事もあるだろうなぁ。

できれば、手術やりたくないですよ(´Д`)

 

前夜、娘の作ったグループラインへ

 

「明日、手術やってくるから」

 

目には涙がにじみました。なんでしょうね、この涙って?

 

家族から帰ってくる励ましラインが、見れなかったですよ。

 

手術前日のメモ

自分でも、まだ自覚がない。

手術は、今、やらなくてもよいが、じゃぁ、来年にしようか。

今より、悪い症状が出始めたら手術するか。

 

心雑音で見つかった。聴診器だけで、しかも、重症レベル!

しかし、逆流量は多いが心臓は壊れたいないという。

 

今、この状態で発見できたこと。

近くの大学病院で、名医と呼ばれる先生に執刀していただけること。

 

病院選びも迷った。自分一人だけでは進まないし、身内にも負担がかかる。

 

迷って、迷って、迷って、

今の病院の循環器内科の先生の言葉、心臓外科の先生の言葉、明日の手術の説明、体制を聞きた。

今は迷いはない。

 

明日、手術を受ける。

 

今より良い身体、良い生活をとりもどすために、がんばりましょう。

 

今、手術をやることに決めた。