アキトの日記

心臓手術の体験をした暮らしを記憶するブログ

病名の発覚、なんでよりによって心臓なの!?

心臓の弁から血液の逆流があります!

どこの病院で検査を受けるか悩みました。
総合病院や大学病院のような大きな病院に行くと、一日かかりになるだろう。
専門の診療所であれば、時間的に融通が利きそうで仕事の予定で動けそうだ。

知人に相談すると、となりの市に、総合病院から独立して開業をした評判の良い循環器内科があることを教えてもらいました。
その日に連絡を入れ精密検査が可能であることを聞けて、この診療所で
診察を受けることを決めました。

初診察

診察室に入ると白衣でメガネをかけた50代後半だろうと思われる先生。
初診では、問診・血液検査・レントゲン検査。
問診は、体に何か症状があるか?階段上がって息切れしないか?他の人より歩くスピードは?足のむくみとか無いですか?ドキドキしない?聴診器。

なにも、症状が無いです。息切れも人並みで症状を感じません。
普通に仕事もしています。動悸ってどんな症状ですか?

この診療所では、週に1度予約制で、心臓超音波検査(心エコー検査)を行っていた。
「心エコー検査」をやれば判るから」
次回、検査の予約を入れて帰宅をしました。

やはり、初診では結果はでなかった。数回、通う覚悟を決めたことと、循環器内科とは、心臓の病気を専門で見ている科であることを体感して、少々びびりのはじまり😣

 ただ、問診で話しをしていると、循環器内科医師として、県内の総合病院や大学病院の先生たちとネットワークがあるようで、この診療所で検査を依頼したことは間違っていなかっと思います。

帰り運転中に、自分の胸に手を当てるが、心臓鼓童は気にならい。もはや、鼓童を探していました🙄


心臓超音波検査(心エコー)

「8時までに、受付してください」
2022年2月でした。寒かった季節であったことを覚えています。

検査室へ入り、ベットの上で体左側を下にして横になった。
右側に先生が座り、モニターを見ながらエコーを体に当て、20分程度。
途中に、息を吸って、止めてー。あとは沈黙が続きました。

「どこでヤッたんだ―!?」
今でも覚えています。先生の第一声でした。
「胸をぶつけたことないか?仕事中とか?交通事故とか?」

思い当たる点は無いです。なんでですか?😨

「もうちょっと、エコー当てるから」

検査が終わり、検査結果の報告で診察室へ入室しました。

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心臓弁膜症の発覚

診察室へ入ると先生が、また、
「胸をぶつけたことないか?仕事中とか?事故とか?」

「心臓の弁から血液の逆流があります」

「僧帽弁逸脱症です。血液の逆流も確認できます。肺には水が溜まっていません。」
「血液検査を見ても、心不全にはなっていない」

・・・逆流!・・心不全!・・?なにそれってヤバイの?

検査の画像と心臓のイラストで説明をしてくれ、
「僧帽弁で逆流があり、逆流量は中等症」
「緊急を要することはないけど、大きな病院に紹介状を書きます」

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紹介状

先生から、どこの病院の紹介状を書くか質問です。希望はありますか?
検査結果を聞いた私は、もはや、冷静を装っていて中身はパニックでした。
思考がとまっていました。

わたしの住んでいる県内で、心臓病といえば名前を聞く病院は、2つの病院。
あくまでも、私が思い付く話です。他にも心臓を扱う病院はありましたが、
実績からみても、D大学病院とZ大学病院の2つ。

しかし、自宅から60Kmオーバーにある病院で、地方なので、電車を使用しても
片道2時間オーバー。車で高速道路を使用して1時間30分はかかる。

どこの病院が良いのですか?

「D大学病院かZ大学病院、それとも、近隣のK大学病院でも良いですよ」
「近隣でもN病院では手術になった場合はZ大学病院を紹介されますよ」

手術と決まったわけで無いので、通うのに都合の良い近隣のK大学病院にします。

この時は、冷静な判断はできませんでした。とりあえずの回答をした私でした。
この紹介状先の病院を確定させる判断は、悩むところだと思います。
この状況で冷静になれることは難しいですが、今後の治療を受ける方向性につながります。大至急という話でなければ、紹介先病院を一日だけ検討されても良いかもしれません。

「K大学病院では、Tという循環器内科の先生がいるので、T先生宛に紹介状を作成しますね」
「今は治るから」
「近くに病院で診てもらって、手術になった際は病院を選択すればよいでしょう」

紹介状をいただいて帰宅をしたが、本当にK大学病院で良かったのか悩みがありました。
自分に合わなければ、途中で病院を変更することは可能ですが、、、。

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検査結果

心臓弁膜症である、僧帽弁逸脱症、僧帽弁閉鎖不全症の診断。

いままで、健康診断で大きな病気をしたことが無かった私です。入院もしたことはありませんでした。

血圧とか、痛風になるから、腎臓とかで、食べ物やお酒を気をつけてやってきた私でしたが、

一撃で心臓の一部が壊れていた( ゚Д゚)

緊急を要さないらしいけど、やばい!やばい! 

家にもどって、妻に結果を伝えたが、家族が心配しすぎることが重荷になる。
中学生、小学生になる子供へは、軽めな口調で心臓ちょっと壊れているらいし程度で
伝えた程度にしていた。
なんで!よりによって心臓なの?(◞‸◟)

わたしと妻は、二人で口にしていた。2022年2月でした。

 

わたし自身も、初めて聞く病名でこれがどういう病気なのかも、どういう状態なのか。
何もわからない。
この日から、心臓弁膜症に関して、ネットや本屋さんで情報収集を始めた時期だと思います。
一日の大半、心臓病のことが頭から離れない毎日の始まりです。

体で感じる症状がまったくありませんでした。
食欲普通、走ることもできる、眠れる、動悸・不整脈はありませんでした。

 

翌日、すぐ、仕事の予定を調整して、K大学病院へ行く予定を入れました。
予約を取ると数か月後になってしまうらしいので、予約なしで診察日に紹介状をもって病院へ向かいました。