今見つかったことを、ポジティブに生きてください　～Ｋ大学病院診察１～

リンク

はじめての大学病院での診察

２０２１年の健康診断で心雑音の検査結果により、２０２２年２月に自宅から隣市にある診療所で精密検査を受診、「僧帽弁逸脱症　中症度」と症状発覚。
２０２２年２月に大学病状への紹介状を持参して受診をしました。

診療所の先生に書いていただきた紹介状には、
「Ｋ大学病院循環器内科　Ｔ先生　御侍史」と書いていただいたので、診察をしていただく先生が決まっています。

大学病院の循環器内科では、外来担当の先生は曜日で決められている。
この日は、３室ほど３人先生により診察が進められてました。

待合いで待っている患者さんたちを見ますと、どう見ても、わたしより年上の方々。一般に高齢者と呼ばれる年代の方々でいっぱいでした。
わたしと同年代に見える患者さんは見当たりません。

なんで、４６歳で心臓が壊れているんだろ？
誤診だったと、いまさらならないかなぁ～。

そのうち、待合にいると看護師さんが来まして、血中酸素濃度を測定。
「苦しいとか感じませんか？」
「感じません」
指先に挟んだ測定器には、９８％の数字。
「先生から、心電図を検査してくださいと指示がありましたので検査をお願いします」

検査室は別棟の２階になっていたので、ひとりで移動して検査受付です。
さすがに大病院は広いです。建物が棟別で分かれているので通路とかエレベーターとか慣れていないと迷ってしまう広さでした。それに、歩くと各室が遠い(+_+)

心電図検査を終えて、循環器内科待合で改めて待つ。
８時３０分に来て、１１時になるペースでしたが、まぁ、こんなもんだろうと覚悟がしてました。予約も無しで紹介状持参した初診でした。その日に、診察を受け入れてくれただけでも幸いですから。

やっと名前を呼ばれました！ドアをノックするとき緊張(>_<)

「アキトさんね。Ｎ診療所のＳ先生から私宛に紹介状、、、ふむふむ」
Ｔ先生は紹介状にある書類を見ながら、先ほどの心電図の結果も見ているようでした。

次に、聴診器を当てる。

「階段上がったとき息切れしません？、ドキドキとかない？寝てるとき息苦しくて眠れないとか？仕事できてる？足のすね見せて」

一言一言が怖い、、、。

「N診療所Ｓ先生の診断は間違いないでしょう！？」
「これから、治療に関してくわしく検査で一緒に調べていきましょう」

青色の衣を着て、メガネに医療用の帽子？ひげ。５０代前半だろうと見えるＴ先生。

診療所からの紹介状にあった、心エコー検査、胸レントゲン報告、今日の心電図を見て

「アキトさん。僧帽弁閉鎖不全症です」

図を見せていただきながら説明
医学的な話はわかりません。わたしの理解では、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁という２枚でできている弁から、血液の逆流がある。

この症状が続くと、心臓は頑張って体に血液を送ろうとするので健常者と比べて、心臓が大きくなったり、筋肉質になるらしい。

「アキトさんの症状から、いますぐ、どうにかなるという症状ではないです。
しかし、薬では治せない病です。症状を薬で緩和させることはできます」

「今のアキトさんは、血圧とかの薬を飲んでいない状態で、息切れ、むくみの症状が見られません。仕事ができているようですし、夜も眠れているようです。あえて、今薬を飲む必要もあえりません」

「今は、人生１００年時代と言われています」

「この病は、症状がない状態で進行します。症状が出て僕の診察に来た時には手遅れとう患者さんもいます」

「アキトさんの症状は、まだ大丈夫です。しかし、
先生から手術の話が出たときは拒まないでください」

先生！わたし大丈夫なんですか？
わたしは、まだ４６歳で、あと１５年２０年は働かなくちゃいけない。子供も中学生と小学生高学年の二人なので、６０歳までは、、、。
子供の野球クラブの練習をお父さんたちでお手伝いをしています。ボール投げたり取ってあげたり。息切れはありますが、そんな苦しくて動けなくなることはありませんよ。

「アキトさんと同じ症状で、仕事やスポーツを楽しんでいる方はたくさんいます」
「今の症状からこれ以上悪くならないかもしれない。手術をする時期もわかりません」「今の症状から、手術は３年後、５年後になるかもしれません」
「今、見つかったことをラッキーと考えて、ポジティブに生きてください！」

自律神経の調整なら【Cure:Re THE MAKURA】におまかせ！

診療所での検査は誤診ではなかった。
わたしの体の中に故障があることが１００％確定された。しかも、心臓だ。

この時は、さすがに感情的になったのか涙がでてきました。何に対しての涙がでてきたのかわかりません。なんでわたしが、くやしさ、怖さ、不安さ、仕事、家族。