アキトの日記

心臓手術の体験をした暮らしを記憶するブログ

心臓検査を受けて診ました~ 検査 ~

「お名前と生年月日をお願いしまーす」

 
■これまでの経緯■
健康診断で「心雑音」精密検査要判定
隣市にある循環器内科診療所で精密検査受診「僧帽弁逸脱症・逆流あり」の診断
K大学病院へ紹介状を持って受診開始:僧帽弁閉鎖不全症 逆流量重度 判定
現在 経過観察中

 

 

検査

「お名前と生年月日をお願いますー!」
検査室入り口で患者名を確認、リストバンドのバーコードを読み取ります。

寒そうな検査室には、スタッフさんたがたくさんいました(>_<)

検査をするベッドに仰向けに横になります。ベット周りに4名ほどのスタッフさんがいたと思います。

「アキトさん、メガネ外しますね」

わたしは視力0.1以下なので普段はコンタクトを使っていますが、入院中はメガネを着用していました。ここで、看護師さんが汚れてしまうからとメガネを外し預かってくれます。
ぼやけて見えない。さらに、安定剤が効いていてボーとしています(゜_゜)

 

 

「アキトさん、じゃぁ始めますね。」循環器内科のT先生の声です。

ベットの左側に大きなモニターがたくさんあり、ベットから少し離れた位置にもモニターを見ているスタッフさんが4名ほどいたと思います。

手や足に血圧や酸素量のバイタルを測る機械が取付られ、左手首と右太ももの付け根にボタボタと消毒液をかけられました。テレビで見る消毒液と同じ褐色系の色でした。

局所麻酔の注射を左手首と右太もも付け根に打ち、麻酔が効くと、カテーテルを通すための針をそれぞれ打ちます。
この針が太くて麻酔は効いていましたが 痛い痛い(≧▽≦)

 

 

先生たちの会話を聞こえてきます。

どうやら、T先生がカテーテルを入れていくのではなく、助教授であろう先生がカテーテルを入れているようでした。(・・?

そういえば、検査がはじまる前にあいさつがありました。女性の先生でした。

針が刺さっている位置は自分から見えませんので、カテーテルが入っていく様子は見えません。先生たちの会話から、T先生が横から指示をだしていることが分かります。

「そうそう、ゆっくりねー」

「大丈夫、大丈夫」

 

 ちょっと大丈夫なのぉー、研修生じゃないよね。不安になるんだけど。

おっと、なに、なに、ベットや周りの機械が動きますよ。ロボットなの?

などと、声には出せませんがひとりしゃべっている(;O;)

 

たしか、左手首から先にカテーテルを入れたと思います。先生スタッフさんたちがモニターを見ながら検査を進めていましたが、わたしからは何をしているかは見えません。

けれども、体の中をカテーテル通っていく感じがわかるんです!わかるんです!

ただ、わたしは上を向いて体を動かさない様にじっと待つ。

 

「アキトさん、これからちょっとドキドキしますね」T先生からでした。

その時、胸のあたりに管があることを感じます。すると、ドぉッキン、ドぉッキン、ドぉッキン!ドぉッキン、ドぉッキン! 
やばいって、止まっちゃうよー( ゚Д゚)

心臓が、いままで生きててはじめての動きをしたよ!
やばい、止まっちゃうんじゃないの~!

ちょっと感じるじゃないです。ちょっというのは数秒ということでしょ。

 

今度は、右太もも付けねからカテーテルを入れていきます。
やはり、入っていく感じがわかるんです。

「アキトさん、さっきみたくちょっとドキドキしますね」

またぁ~!と思っていると。胸のあたりにカテーテルがあり心臓へ入る、

ドぉッキン、ドぉッキン、ドぉッキン! 
やばいって、止まっちゃうよ~。2回目(;´Д`)

本当に、ビックリしました。いままで生きててはじめての経験2回目でした。

 

 

血管から心臓の中にカテーテルが入るときに、心臓がドぉッキン、ドぉッキンするみたいです。

心臓に入るときだけです。心臓の中にカテーテールが入ってしまえば、ドぉッキン、ドぉッキンは止まります。

 

「アキトさん、体がちょっと熱くなりますね」

なんだぁって感じくらい。一瞬、体、全体が熱くなりました。

 

部分麻酔ですので、声も出せましたし体も動く状態。「気分が悪くなったら、右手を上げてくだい」的な話はあったと思います。なんせ、安定剤が効いていまして、、、。

体が動かない様に手と足が固定されていたかどうかは覚えていませんね。

 

わたしの検査は、左手首が動脈で、右太もも付け根が静脈と呼ぶ血管でした。

あとで解ったのですが、造影剤を入れたとき体が熱くなるようです。

カテーテルを抜いたあとの止血ですが、

右太もも抜け根に、何か当て物をあてテープで強く固定をされました。
左手首は、空気バンドのようなもので固定をされます。

体に取付られている機械が外されていきます。先生やスタッフさんたはバタバタと検査機器を片付けているようです。

 

さぁ、無事完了しました!

病棟の看護師さんが迎えにきてくれました。病室へもどるのでが、止血のため体を動かしてはいけないようで、ストレッチャーに体を移します。看護師さん4名ほどで、

「いくよー。せいの!」

わたしを検査ベットから、ストレッチャーへ、ストンと移されました。
メガネをかけてもたって移動します。通路の天井を見ているだけです。

 

入院日と同じ部屋のベットへもどりました。

「アキトさん、6時間、仰向けのまま横になっててください」

「動いちゃダメです。出血してしまいますからね」
「なにかあったら、ナースコール押してくださいね」

えー! 6時間、動けない!(; ・`д・´)

「お昼は、寝ながら食べられないようねー」

朝も食べていなんですよー(>_<)

左手首の透明なバンドで、圧迫止血をしています。


心臓カテーテル検査のあと治療が続きます。明日、退院できるのかなぁ。

でも、ここまでは問題なくてよかった(●´ω`●)  2022年10月吉日